猛暑が続くなか、人気の携帯扇風機(ハンディファン)に
数年前から、ひんやり冷えるプレートつきのファンが現れました。
最近は家電量販店などでも並び、
夏を乗り切るグッズとして、男女問わずブームが来始めています。
今回は、ネット通販で販売されている中から、
冷却プレートハンディファンの選び方、おすすめ商品などを
実際に冷却式ハンディファンを使っている筆者が紹介します。
冷却プレート付きハンディファンとは?

ハンディファン(携帯扇風機)に、冷える金属の板がついたものです。
仕組みは、ペルチェ素子という技術です。
電気を流すと表面で熱を奪い、裏面から放熱する特徴がある半導体です。
昔から車載用の冷蔵庫などに使われる技術で、従来のハンディファンと違い
買ったばかりの飲み物を肌に当てたような、ひんやり感が味わえます。
(冷風が出るわけではなく、皮膚に当てた時だけ冷たさを得られます)
冷却モードのみで使うことはできず、ファンが回る状態でしか冷却ONにできないものがほとんどです。
冷却ハンディファンは、最近は日本の会社も販売していますが、
ほぼすべて中国メーカーが作っているものになります。
冷却プレートつきファンの選び方・注意点
大事なのは、以下のポイントです。
- バッテリー容量(連続使用時間)
- 充電端子の種類
- 機能・付属品の有無
- 大きさ・重さ
順番に見ていきます。
バッテリー容量(連続使用時間)

冷却プレートつきのハンディファンは、
冷却をONにすると電力をかなり使うため、バッテリーの大きさが
連続使用時間に影響します。
なので、容量が大きいハンディファンでないと長く使えません。
冷却機能をOFFにした稼働時間と、ONにした時間は違うので、
購入前に商品ページをよく確認してください。
電池容量は2000~6000mAhとさまざまですが、2000台だと
1時間もつかもたないかで、外出時に長く使う場合は注意が必要です。
ただ、バッテリーの大きいものは重い場合が多いです。
充電端子の種類

ハンディファンはUSB充電式がほとんどです。
充電ケーブルは付属しているものが多いですが、
Type-CかMicroUSBか
自分が持っているUSB充電器で使えるかどうか確認してください。
とはいえ、最近はハンディファンもほとんどがType-C端子で
スマホの充電器で、同じように充電できると思います。
※急速充電などはハンディファンにはついていないことが多いので、
充電は3~5時間くらいかかると思った方が無難です。
機能・付属品の有無
商品によって引っかけられるカラビナがついていたり、スタンドつきもあります。
首から下げられるストラップがつくものや、ファン部を動かせるものもあります。
最近では、風量やバッテリー残量のLEDディスプレイ
があるハンディファンが増えており、なんとなくデジタルで
かっこいいですし、利便性に惹かれる方も有力な選択肢になります。
メーカーによって機能や付属品が微妙に違うので、
商品ページをよく確認してみてください。
大きさ・重さ
店舗で買う場合は、大きさを実際に見られますが、
ネットは画像などでわかりにくいので、少し注意が必要です。
140gの軽量なものから、300gを超えるものもあります。
一般に200g、それ以上だと女性では重いと感じる方が多いようです。
バッテリーの容量が大きくなるほど重くなることもありますが、
購入前に重量を確認しましょう。
冷却プレートハンディファンのおすすめ一例

4500mAhの比較的大きなバッテリーと、静音性にもこだわったモデルです。
175gと重すぎず、カラビナとネックストラップ付属で便利です。
特に中国製ながらバッテリーの安全性にも配慮し、
PSEマーク(電気用品安全法適合)もあります。
黒と白しかないので、他のと比べておしゃれ感に欠けるのと
電池残量ディスプレイがないのが少し不便な点です。
筆者が持っているファンの動作例
冷却プレートはOFFです。
冷却ONです。
5秒ほどで冷たくなり、放置すると2~3分で結露してきます。
電池は、冷却ONにすると1時間しか持ちませんが、
コンパクトで取り回しは良く、かばんにも入れやすいです。
新型に比べバッテリー容量が少なめなためか、お値段も安めです。
ただ音は結構するんですよね。中と強はドライヤーに近いものがあります。
下がほぼ同じ2025年モデルです。
中国製品によくある事ですが、たまに割引クーポンが出たりします。
冷却プレートハンディファンの使用時の注意点

- 冷却モードのバッテリー消費が大きいので、長時間外出などは
充電用にモバイルバッテリーなどを持参する - 落下しないよう注意する
- 車の中など、高温になる場所に放置しない
- プレート結露時は、なるべく水滴が中に入らないようにする
衝撃などで、電池が中で傷つくと発火など事故の恐れがあります。
モバイルバッテリーも同様ですが、落としたりぶつけないよう気をつけたいですね。
(※NITE:独立行政法人 製品評価技術基盤機構による動画)
まとめ

ハンディファンは真夏の炎天下などでは、熱風を送るから逆効果、
という話もありますが、冷却プレートつきだとそのデメリットも和らぎそうです。
価格も手に入れやすくなってきて、猛暑が続く日本の夏の新定番になっていくと思われます。
この夏、暑さ対策グッズの革命児・冷却プレートつきファンを使ってみませんか?
Amazon・楽天などネット通販のほか、家電量販店などでも置いているので
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