2024年ノーベル賞の発表・スケジュールや受賞の予想

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スウェーデンの市庁舎 風物詩
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秋になると、ノーベル賞の発表が近づいてきます。

ノーベル賞は、科学や文学、平和活動で
素晴らしい成果を上げた人たちに贈られます。

今年もどんな人たちが受賞するのか、世界中から注目されています。

ノーベル賞の発表スケジュール

ストックホルム市の風景

2024年のノーベル賞は、以下の日程で発表されます。

  • 生理学・医学賞
    10月7日(月)11:30 CEST
    (日本時間 18:30)
  • 物理学賞
    10月8日(火)11:45 CEST
    (日本時間 18:45)
  • 化学賞
    10月9日(水)11:45 CEST
    (日本時間 18:45)
  • 文学賞
    10月10日(木)13:00 CEST
    (日本時間 20:00)
  • 平和賞
    10月11日(金)11:00 CEST
    (日本時間 18:00)
  • 経済学賞
    10月14日(月)11:45 CEST
    (日本時間 18:45)

※CESTは中央ヨーロッパ夏時間で、
日本とは7時間の時差があります。

発表される場所はスウェーデンの首都ストックホルム、
ノルウェーの首都オスロです。

今年の注目ポイント

受賞が期待される日本人

日本の交差点

イギリスの科学情報会社クラリベイトは、受賞の可能性が高い
22人の研究者を選ぶ「引用栄誉賞」を選び、日本人研究者は2名が選ばれました。

米国国立眼病研究所の彦坂興秀(ひこさか・おきひで)氏(1948年生)
生理学・医学分野で、大脳基底核が、
自発的な目の動きや手の動きに関係していることを明らかにしました。

信州大学の堂免一成(どうめん・かずなり)氏(1953年生)
化学分野で、太陽光で水を分解し、
水素を作る光触媒の研究で評価されています。

彦坂興秀先生が研究している「大脳基底核(だいのうきていかく)」は、
脳の深い所にある神経核と呼ばれる部分です。
体の動きをコントロールする役割を持っています。

例えば、走ったり、手を動かしたりする時、脳が「動け!」と命令を出します。
その命令を実行するために大脳基底核が働いています。
うまく働かないと、パーキンソン病などの病気の原因になります。

堂免一成先生が研究している「光触媒(ひかりしょくばい)」は、
太陽の光を使って水を分解し、水素を作る技術です。

光触媒は太陽の光を吸収し、そのエネルギーを使って
水を水素と酸素に分けることができます。

大きな光触媒パネルを使い、たくさんの水素を効率よく作る方法を開発しています。
水素は地球温暖化対策の新エネルギーとして注目されています。

その他文学賞では、イギリスのブックメーカー(賭け屋)大手ラドブロークスで
村上春樹氏、金井美恵子氏、多和田葉子氏の名前が挙がっています。

経済学賞は、これまで日本人が受賞したことがなく、
発表が注目されます。

平和賞の候補者

はと

今年のノーベル平和賞には、

選挙の監視などで民主化支援を行う
欧州安全保障協力機構(OSCE)民主制度・人権事務所

パレスチナ難民を支援する
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)

国際法にもとづいて国家間の紛争を解決する機関で、
イスラエルにパレスチナ占領が国際法違反とする勧告を出した
国際司法裁判所(ICJ)

国連のトップとして気候変動や難民問題に対処する
アントニオ・グテーレス国連事務総長

が有力候補とされています。

これらの組織や人物は、平和と人権のために尽力しています。

株式市場への影響

株価の電光表示板

ノーベル賞の発表は、株式市場にも影響を与えることがあります。

特に、受賞者の研究に関連する企業の株価が注目されることが多いです。
関連する企業の方、投資をしている方にも影響があるかもしれません。

まとめ

研究室の風景

ノーベル賞の発表は、科学技術や文学、平和活動の進展を祝う大切な機会です。

今年も多くの素晴らしい研究や活動が評価されることを期待しています。

発表が近づくにつれ、ますます注目が高まるノーベル賞。
どんな成果が選ばれるのか、楽しみに待ちましょう。

授賞式・晩さん会は、12月にスウェーデンのストックホルムで行われます。

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