防犯対策の家庭での注意点・防犯グッズのポイント

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防災・防犯
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最近はニュースや体感で治安が悪くなった
と感じられる人も多いですよね。

防犯対策は、事件が起こってからでは遅いものです。

自分や家族を守るために、
手軽に実践できる、家庭の防犯対策をいくつか紹介します。

平成15年以降、犯罪の件数は減少しています。

ただ、社会の変化などで
「件数では必ずしも捉えられない情勢がある」(警察庁「令和3年の犯罪情勢」)とされ、住んでいる外国人の増加もあり
万一の事態に備えることが大切です。

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玄関のカギをしっかりかける

玄関の鍵をしっかりとかける

家を出る際、鍵をかけているか確認を怠らないことが大切です。

侵入窃盗の被害はまず戸建てが一番多く、次にマンションやアパートになります。
ただ、集合住宅は泥棒が来ないわけではありません。

家にいる時でも、玄関の鍵をかけるのを忘れないことが重要です。
ゴミ捨ての数分間に侵入されたというケースがあります。

住人が在宅でも、食事中などを狙って侵入する強盗もおり、
特に高齢者等は物音に気付きにくいこともあり、狙われやすいです。

猫の放し飼いなど、窓の施錠がゆるくなりがちなおうちも注意して下さい。
合い鍵を、玄関付近(植木鉢の下、入ってすぐの所など)に置かないことも大切です。

照明をつける

照明を設置する

玄関周り・窓・裏庭などの暗い場所に、人感センサー式を使うことがおすすめです。
乾電池式・ソーラーパネル式・コンセント式があります。

設置場所は窓からの侵入が多いことから
掃き出し窓・大きい窓・浴室の窓・キッチンの窓など
玄関口・勝手口も、侵入場所になるため設置します。

車や自転車の盗難が心配な方は、ガレージの周りにもつけます。

風・動物・ただの通行人が通るたびに頻繁につくこともあり
良い設置場所は、風の影響が少ない・振動が少ない・人気のない場所です。

ただ、照射方向によって
近所から苦情が来ることもあるため、注意は必要です。

監視カメラをつける

防犯カメラ

監視カメラを設置することで、家の外にいる人物や、
不審な行動をする人物を監視することができます。

また、カメラ映像は証拠として残るため、防犯効果が高いといえます。

ホームセンターなどにある低価格のものは、SDカードに記録する方式が多いです。
簡単にパソコン等で映像を確認できますが、勘の良い犯罪者にカードを抜かれると何も残らない可能性もあります。

クラウド(ネット上)に保存するカメラもあります。
専門業者に頼むと高額なことが多いですが、このような商品だと比較的安価にカメラを設置できます。

防犯ブザーを用意する

防犯ブザー・ベル

音を鳴らすことで、家の周囲の人々の注意を引くことができ
犯罪の抑止につながります。

防犯ブザーは比較的安価で手に入り、手軽なので
女性や子ども以外の方にもおすすめです。

通販によくある中国製は、
バッテリーが早くなくなる、電池交換がしづらいなどの欠点があります。

子どもに持たせるのが定番ですが、いざという時にパニックで鳴らせなかったり
他人に関心がない近年の風潮もあり、鳴らしても緊急事態だと気づかれない可能性もあります。
過信はしない方がいいかもしれません。

窓にアラームや防犯フィルムを貼る

振動検知式のアラーム・防犯フィルム・補助錠

サッシ窓についているクレセント錠は、気密性を高めるためのもので
鍵のうちには入らないという専門家もいます。
かけないよりは良いものの、慣れた人の手にかかれば簡単に開けられてしまいます。

泥棒は侵入に時間がかかることを嫌うので、
鍵1つの家と、補助錠もある家、どちらが狙われるかというと
前者の普通の鍵しかない家になります。

防犯フィルムは、窓に貼ることで簡単にガラスを破られなくするものです。
空き巣に「めんどくさい家だ」と思われ、避けられる確率が高まります。

いずれもホームセンターや通販などで市販されているので、チェックしてみてください。

外出時は、家に人がいるように見せる

家に人がいるように見せる

例えばテレビをつけたり、電気をつけたままにしておくと
家に人がいるような演出ができます。
設定した時間に自動点灯する「るすばん機能」照明を使うのもおすすめです。

郵便物・新聞などがたまっていると
すぐに留守がバレてしまうので、定期的にポストを見に行くことも大切です。

洗濯物が長い間干しっぱなしなのも、狙われやすいとされます。
女性の一人暮らしでは、なるべく外から見える所に洗濯を干さない方がいいでしょう。

不審な人物に警戒する

不審な人物に警戒する

家の周りをうろついたり、家に近づいて覗き込んだりする人がいた時は、
場合によっては、警察に相談・通報するようにしましょう。

ポストや表札、ドア横などに犯罪者がつけた印などがないか、
ときたま気にかけることも大切です。

110番をするほどでない場合は、
「#9110」という相談用電話番号もあります。
(各都道府県警察により、受付時間や対応が異なります)

防犯意識を高める

最後に、家庭の防犯対策には防犯意識を高めることが大切です。

例えば家族で防犯対策について話したり、
防犯グッズを購入してみたりすることです。

「春になると変な人が増える」という言葉もありますが、
今は国民の生活も苦しくなっており、年間通して注意が必要です。

安心で安全な生活を送るために、ぜひ防犯対策に取り組んでみてください。


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