年末の大掃除は、一年の汚れを落として新年を迎えるために欠かせない行事ですが、
忙しい方にとっては大変な作業でもあります。
今回は年末の大掃除を時短できる準備と掃除のコツを簡単に紹介します。
準備編
1. スケジュールとチェックリストを作る
大掃除を効率的に進めるために、まずスケジュールとチェックリストを作ります。
スケジュールでは掃除する場所と日程、担当、時間を決めておきます。
チェックリストでは、掃除する場所ごとに必要な道具・洗剤、
掃除の手順やポイントをメモしておきます。
準備をすることで、掃除中に迷ったり買い物に行ったりする時間を省くことができます。
2. 不要なものは処分する
掃除を始める前に、不要なものは処分しておきましょう。
物が少ないほど掃除がしやすくなりますし、気分もすっきりします。
不要なものはゴミの日に合わせて分別して出すか、リサイクルショップやフリマアプリなどで売る、寄付するなどの方法があります。
処分するものは、衣類、本、雑貨、家電など使わなくなったものや古くなったもの、
壊れたものなどが対象です。
掃除編
1. 上から下、奥から手前に掃除する
掃除をする際は、上から下へ、奥から手前へという順番で行いましょう。
掃除した場所にホコリや汚れが落ちたり、移ったりするのを防ぐためです。
例えば、床を先に掃除してしまうと天井や壁を掃除したときにホコリが落ち、二度手間になってしまいます。
奥から手前に掃除することで、掃除した場所を踏まないようにすることができます。
2. 水回りはつけ置きで掃除する
水回りは、油汚れや水垢、カビなどの頑固な汚れが多い場所です。
洗剤をつけてしばらく置いておくと、汚れが浮き上がって落ちやすくなります。
つけ置きの時間は洗剤の種類や汚れの程度によって異なりますが、だいたい15分から30分くらいです。
3. 窓ガラスは曇りの日や朝に掃除する
窓ガラスは晴れた日や昼間に掃除すると、日差しや熱で洗剤が乾いてしまい拭き跡が残りやすくなります。
そのため、窓ガラスは曇りの日や朝に掃除するのがおすすめです。
窓ガラスの掃除には、水と中性洗剤を混ぜた液をスプレーで吹きかけて、
スポンジやぞうきんで拭くのが一般的です。
新聞紙は、余計汚くなる恐れがあるのでおすすめしません。
その後水拭きし、最後にぞうきんなどで乾拭きします。
窓枠や網戸もできれば一緒に掃除します。
あまり掃除したくない人向けの最低限の大掃除
年末の大掃除をする時間・気力がないという方もいるかもしれません。
そんな方には、最低限の大掃除をおすすめします。
- 掃除する場所は、よく使う場所・目立つ場所に絞る。
例えばリビングやキッチン、トイレや浴室などです。
押入れや物置などは見えないところなので、後回しにして構いません。 - 掃除する項目は、ホコリや汚れの目立つものに絞る。
床や窓ガラス、テーブルや棚などです。
天井や壁、照明器具などは、目につかないので掃除しなくても構いません。 - 掃除する方法は、簡単・速いものに絞る。
掃除機、ぞうきん、スプレーなどを使ってサッと拭くだけにする。
洗剤やブラシなどを使って、こすったり磨いたりする必要はありません。
このようにすると、年末の大掃除を最小限の労力で済ませることができます。
もちろん、できるだけ丁寧に掃除するのが理想ですが、無理をする必要はありません。
自分のペースで掃除をすることが大切です。
まとめ
年末の大掃除を時短できる準備と掃除のコツを紹介しました。
スケジュールとチェックリストを作って、掃除の順番や方法を工夫することで、
効率的に大掃除を進めることができます。
一年の汚れを落として、すがすがしい気分で新年を迎えましょう。
コメント