エアコン・クーラー試運転はなぜ必要?やり方・トラブル防止と快適な夏のために

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エアコン 風物詩

気温が上がり、初夏を迎える前の時期は
熱中症対策に欠かせないエアコンの準備をするのが重要です。

4/10は「エアコン試運転の日」で
早めの試運転を呼びかけています。

猛暑が多い近年、真夏のエアコン故障で散々な目に合わないために
シーズン前試運転で、夏に備える方法を紹介します。

夏場のエアコン故障は意外と多い27.2%

三菱電機のアンケート調査(2023年)によると、
30代~50代の600人のうち、
約3割夏場にエアコンが故障して困った経験があると回答しています。

暑さでつらい思いをしながら、修理に数週間を要したり
・希望する条件のエアコンがない
・高い商品を選ばざるをえない
といった状況が起こりえます。

暑いシーズンになると、高級モデルや不人気品しかなかったり
取り付け業者が近年不足しており、

〇週間待ち…という状況になりかねません。
早めの確認や購入検討が重要です。

試運転に最適なのはいつ?

エアコンの試運転は、夏の前の時期がおすすめです。

ダイキン工業によれば、ベストなタイミングは4月~
「23~25℃の日」に行うのが良いとのことです。

まだ多くの人がエアコンを使わない気温のうちに、故障がわかると
修理や買い替えをスムーズに対応してもらえる可能性が高まります。

(20℃以下だと、涼しすぎて冷房できない場合があります)

エアコン試運転のやり方

エアコンの全面パネルを開けた様子
フィルターはオレンジの部品を前に倒す(ダイキン)
  1. コンセントを抜き、電源が切れていることを確認

    ほこりがコンセントにたまると
    火災の原因になるため掃除します。
  2. フィルターをメーカーごとの方法で清掃・交換

    掃除の前にほこりを吸わないようマスクをつけ
    窓を開けてから、前パネルを開けます。

    汚れがひどい時は、薄めた中性洗剤でつけ置き洗い
    ドライヤーなどは使わず、陰干しで乾燥させます。

  3. 室外機のホース(ドレンホース)を確認

    ゴミが詰まっていないか
    先端が持ち上がったり、水につかっていないか見ます。

    ホースからゴキブリなどの虫が入ることがあるので、
    ガーゼや、ダイソーなどの防虫キャップを先端につけるのもおすすめです。

  4. リモコンの電池を入れ、つくか確認

    ブレーカーをONにし、コンセントを入れます。

  5. 「冷房」にして、最低温度にし、10分程度運転

  6. 冷風が出るか、異常ランプがついていないか確認

  7. 30分程度運転し、異音や水がエアコンから漏れないか確認

    「ボコボコ」「ブシュッ」「ピシッ」といった音は通常、故障ではないとされます。

    カビの臭いなどが気になる場合は、
    プロ業者のエアコンクリーニングを検討するのもいいかもしれません。

    料金は、フィルター掃除機能つきで一台2万円ほどが普通です。
    大手ではダスキンやおそうじ本舗、シャープ、イオン等も行っており
    気になる方はご検討ください。

    ※市販の洗浄スプレーは、故障の恐れがあるため
    使わないことが推奨されています。
エアコンのドレンホース
エアコンのドレンホース

自動お掃除機能でも、油汚れやヤニなどは取れないため
フィルターを水洗いします。
自動お掃除つきエアコンは、ほこりを貯めるタンクがあり
外して埃を取ります。

(メーカーや種類により異なります。詳しくは取扱説明書をご覧ください)

※製品評価技術基盤機構(NITE)による動画

冷房準備のまとめ

エアコンのお手入れは、気温が上がる前に行うのが大切です。

掃除しないと効きが悪くなり、電気代も高くなり
アレルギーの原因
になることもあります。

そして使用開始後、毎日エアコンを使う場合は
フィルターは2週間に一回ほど掃除するのがおすすめです。

エアコンの買い替え目安は約10年とされ、あまり冷えなかったり
動作の不安、省エネタイプへ変更したい場合は
本格的な夏が来る前に、早めに買い替えの検討をしてください。


西日本ではクーラーと呼ぶ人が多いようです。
クーラー?エアコン?(NHK放送文化研究所)

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