【春】京都の桜の名所13選【穴場？】

春といえば桜の季節、今年のお花見は京都に行きませんか？
ただ有名な寺社は人気で、かなりの混雑かもしれません。

そこで穴場かもしれない京都の桜スポットを
地下鉄の最寄り駅と紹介します。

京都駅の南方

九条駅から徒歩15分(またはJR・京阪東福寺駅)

京都駅から一駅、九条駅を出て
九条通を東にずっと歩いていくと、鴨川(かもがわ)に出ます。

鴨川沿いに桜があり、京都駅ビル、京都タワーを遠望できます。
特に〇〇寺という名所ではないですが、日常的な桜風景を楽しめるとされます。

JR・京阪の東福寺駅から向かうほうが近いかもしれません。
JR京都駅から東福寺駅へは、JR奈良線で一駅です。

梅小路公園(うめこうじこうえん)

京都駅から徒歩15分 (JR嵯峨野線・梅小路京都西駅)

地下鉄線からは離れていますが、
京都水族館・京都鉄道博物館などが集まる広い公園です。

JR山陰本線(嵯峨野線)に一駅乗り、
2019年にできた新駅「梅小路京都西」が最寄りです。
JR京都駅から歩けないこともありません。(徒歩15分ほど)

27品種170本の桜が植えられ、
天気の良い日には芝生でお弁当を食べながらお花見を楽しめます。

ピザが人気な「梅小路パークカフェ」、「市電カフェ」や
本格的な料理が楽しめる
「京野菜レストラン梅小路公園」もあります。

有料エリアの「朱雀の庭」(200円)にも
大きなしだれ桜があります。

鉄道博物館横にお寺風の建物がありますが、こちらは旧二条駅舎で
鉄道博物館のお土産ショップになっています。
入館券がなくても入れるので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

東本願寺・渉成園

京都駅・五条駅(5番出口)

東本願寺は真宗大谷派本山で、
JR京都駅から北へ歩いて行ける場所にある大きな寺です。

東本願寺前の道路にも桜並木がありますが、
東に歩いた所にある飛び地の境内「渉成園(しょうせいえん)」
では、本格的な日本庭園でさらに優美な景色が見れます。

※料金(寄付金)・500円以上

佛光寺(ぶっこうじ)

四条駅から徒歩５分

烏丸通りに出る四条駅５番出口から、住宅街を東に歩くと
立派な塀に囲まれ、真宗佛光寺派の本山「佛光寺」があります。

境内には、皇室によって植えられた由緒ある3本のしだれ桜があります。

六角堂(頂法寺)

烏丸御池駅から徒歩5分

5番出口から南へ徒歩5分のところに、
華道発祥の地、聖徳太子ゆかりの頂法寺(ちょうほうじ)があります。

オフィス街にまぎれたオアシスのような趣きで、
いけばなの発祥の地とされています。

境内には花の色が徐々に白から紅に変化する御幸桜、
池畔のしだれ桜があります。

妙覚寺(みょうかくじ)

鞍馬口駅から徒歩10分

１番出口から西へ歩き、玄武公園を通り越した住宅街にあります。

ここは、織田信長が京都で何度も宿にした日蓮宗本山のお寺で、
聚楽第(じゅらくてい)の裏門を移築した大門の辺りに、しだれ桜や八重桜があります。

本法寺・妙顕寺・水火天満宮など、穴場名所が近くに点在しています。

京都御苑(御所)

今出川駅から徒歩5分

6番出口から南へ歩くと、京都御苑(きょうとぎょえん)今出川御門の近くに
近衛家の邸宅跡があり、約60本のしだれ桜の大木があります。

広大な京都御苑で一番早く咲き始める桜とされています。

堀川(ほりかわ)

二条城前駅から徒歩5分

二条城、お金にゆかりの御金(みかね)神社などがあり近くにあり
遊歩道があり、桜並木が植えられています。

遅咲きの八重桜、緑色の御衣黄桜など変わった桜が多くあります。

高瀬川(たかせがわ)

京都市役所前駅から徒歩5分

北東にあるホテルオークラ京都の近くに、
豪商・角倉了以(すみのくらりょうい)により開削された
高瀬川、一之舟入(いちのふないり)があります。

かつて清酒などの荷揚げ場で、京都中心部に物資を運び入れる場所でした。
現在は国の史蹟で、しゃれた飲食店などが立ち並ぶエリアになっています。

木屋町(きやまち)通沿いに桜が植えられており、
京都ならではの風情を感じながら、散策するのに適したエリアです。

例年、3月下旬からライトアップも行われます。

円山公園(まるやまこうえん)

東山駅から徒歩15分

円山公園は八坂神社の隣にある市営公園で、知恩院・祇園に近い場所です。

しだれ桜が圧巻で、夜桜のライトアップや
園内にはかがり火が設置され、雰囲気のある観光が楽しめます。
屋台なども出ると思われます。

京阪祇園四条駅・阪急京都河原町駅からも近いです。

ただ八坂神社は有名で、あまり穴場ではないと思われるので、
できるだけ混雑しにくい、平日に行かれてみてはいかがでしょうか。

蹴上インクライン～岡崎公園

蹴上駅から徒歩5分

蹴上(けあげ)は市内中心部から離れ、東の郊外にあります。
こちらも近年はあまり穴場ではないかもしれません。

南東には、かつて京都御所に水を送るため作られた、レンガ造りのポンプ室があり
ねじりまんぽと呼ばれるトンネルと桜との対比を楽しめます。

インクライン線路沿いから、北の岡崎公園にかけて桜並木がつらなります。

外国人に人気の南禅寺や、京都市動物園なども近いです。
岡崎公園の北に行くと平安神宮もあります。

山科の疏水

山科駅から徒歩15分

山を抜け、南東部の山科区(やましなく)へ入ります。

北へ毘沙門堂の案内板にそって歩くと、琵琶湖疏水(そすい)が流れており
安朱橋の辺りは、桜や菜の花が咲き乱れるスポットとなっています。

毘沙門堂(びしゃもんどう)は天台宗の寺院で、こちらも桜名所として有名です。

勧修寺

小野駅から徒歩6分

勧修寺(かじゅうじ)は、平安の醍醐天皇により開創されたお寺で
参道の築地塀、池泉舟遊式庭園など桜が多く見られます。

拝観時間・9:00~16:30(16時受付終了)
料金・400円

京都府庁旧本館

丸太町駅から徒歩10分

京都府庁の旧本館中庭では、祇園しだれ桜などを観られます。
イベントや、3月26日からはライトアップも行われます。

まとめ

と、穴場と思われる所を紹介しましたが、
インバウンドの代表観光地・Kyotoです。

桜の見頃はどこも混雑している可能性はあります。

清水寺など有名スポットに人が集中する傾向があるようで、
西部など、聞いたことのない寺社に行くと人が少ないかもしれません。

2025年春、京都の桜開花日は「3月27日」と予想されています。
ぜひ春の京都観光を楽しまれてください。